マニュアル屋の随想

もの補助的な事業概要の書き方

恐縮です。
 
 
工場の設備投資を後押しする「ものづくり補助金」は中小中堅企業様にとって大きなアドバンテージを運んできてくれる存在だと思います。
 
 
そこで、このブログの場では、長年に渡り蓄積した私の頭の中にある岐阜尾張における「ものづくり補助金」の考え方を備忘しようと思います。
 
 
私自身の備忘ながら、何かしら、あなたのお役に立てることがあれば、私も嬉しく思うのでございます。
 
 
さて、

もの補助のタイトルが決まりましたら、いよいよ本文でございます。
 
 
30文字のタイトル並びに100文字の事業概要を電子申請の入力フォームに入力しましたら、
今一度、企業情報等が間違っていないかを確かめたいところです。
 
 
さて、ここまで記載しましたら、各県の中小企業団体中央会がご用意しているWord版のフォーマットに情報を記載することとなります。
 
 
様式2(4)事業の具体的な内容 その1(ものづくり技術)
様式2(4)事業の具体的な内容 その2(ものづくり技術)
 
 
任意とされていますが、前年までのフレームであるため、こちらを使用して事業計画書を作成していくことになります。

また、これに加えて5カ年の事業計画に関する積算根拠を書き込むフォームがあります。
 
 
まずはそれをダウンロードして使用することとなっていました。
(次回も同じ形式であるとは思います)
 
 
さて、このフォーマットをダウンロードしましたら、まずは事業概要を書き込みます。
 
 
この事業概要には、下記の内容を書き込みます。
・御社名
・創業年月日
・経営理念(経営者の想い)
・取扱製品
・製品の加工方法(コア技術)
・主要取引先
・総取引先数
・最終製品は何であるか
・御社の製品は最終製品のどこに組み込まれているのか。
 
 
私の場合はこのようなことを文章にします。
 
 
特に御社の製品は何であるか、最終製品は何であるかはしっかりと書き込みたいところです。
 
 
なぜならば、審査員は必ずしも御社の事業分野における専門家ではないからです。
 
 
なので、御社の製品の最終製品は何であるか?ここを明らかにしてイメージを持って貰いやすくします。
 
 
御社の製品が自動車部品であるとしたら、最終製品は例えばトヨタ自動車のプリウスであるとか、アクアであるとか、そのレベルまで記載するようにします。
 
 
そして、できることならば最終製品の写真を添付しましょう。
 
 
御社の製品の写真ではなく、最終製品の写真です。この狙いは、御社の製品が部品であるとしたら、専門家ならざる方には、何かよく分からない形状をしているからです。
 
 
仮に治具などの何かよく分からない形状の品物であれば、それが御社の製品であることをしっかりと記載しておきます。
 
 
ここで、大切なことは御社の製品に関するイメージを間違いなくもてるように文章と写真で説明をするということです。
 
 
この点について記載するのは、御社の問題点を明確にして、審査員の先生や事務局の方に理解してもらいやすい状況を作るためです。
 
 
まずは、製品が何で最終製品のどの部分に組み込まれているのかを明らかにしておくことをお勧めします。
 

最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございます。
当ブログは私自身の備忘に過ぎませんが、あなたにとって
何かしらお役に立てているとしたら幸いです。
 
 
次もあなたとご縁がありますことをお祈り申し上げております。

TIME2019.12.13  書き方,雑感

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