マニュアル屋の随想

強みの書き方

恐縮です。
 
 
工場の設備投資を後押しする「ものづくり補助金」は中小中堅企業様にとって大きなアドバンテージを運んできてくれる存在だと思います。
 
 
そこで、このブログの場では、長年に渡り蓄積した私の頭の中にある岐阜尾張における「ものづくり補助金」の考え方を備忘しようと思います。
 
 
私自身の備忘ながら、何かしら、あなたのお役に立てることがあれば、私も嬉しく思うのでございます。
 
 
さて、

本日は御社の「強み」の書き方について書きたいと思います。
 
 
まずは、「強み」とはどのようなことであるのかですが、私は強みというのは、下記の3点を満たすものであると考えています。
(1)御社には他社にはない大きな違いがあること。
(2)その違いはお客様にとって大きな価値があること。
(3)その価値に気が付いた競合が簡単にマネができないこと。
 
 
まずは、(1)御社には他社にはない大きな違いがあること。
 
 
ここを明らかにしましょう。以前に「強み」に関しての考え方について書きましたので、前回記事をご確認ください。

続・もの補助獲得ストーリー


 
 
では、どのように書くかです。
 
 
私の場合は、まず「強み」を3つ以上用意します。
 
 
例えば、1つ目は技術に関すること、2つ目は人材に関すること、3つ目はお客様との関係性に関すること
のように、強みの方向性はに関しては、3点とも違うことを前提とします。
 
 
方向性の違う「強み」を用意しておきます。
 
 
そして、以下の様な表を用意して、強みを写真と共に記載します。

 
ここで、大切なことは全て事実に基づいて書くということです。
 
 
大袈裟に表現することも結構なことだとは思いますが、事実であるという前提があってです。
 
 
また、お客様からの評価や他社との比較が可能で、数値化できる場合には、できる限り数値で表されると良いかと思います。
 
 
ここで、私が使用しているテンプレートをご紹介いたしました。
  
 
次回はもの補助に限った話ではございませんが、テンプレートを使用するときの注意点について書きます。

最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございます。
当ブログは私自身の備忘に過ぎませんが、あなたにとって
何かしらお役に立てているとしたら幸いです。
 
 
次もあなたとご縁がありますことをお祈り申し上げております。

TIME2019.12.13  書き方,考え方

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