マニュアル屋の随想
無くて七癖
無くて七癖などと言います。
さて、今日もとある中小企業診断士の方のお話でございます。
この中小企業診断士の方は、愛知県一宮市に在住で、製造業の企業のためにマニュアルの作成をしたり、ご縁があった中小企業のために補助金の申請代行等をされる方です。
その彼が、ある方から質問をされたとのことです。
その質問といいますのが、
「ねぇねぇ、アナタ、なんでそんなにわざとらしく目を見開くの?」
というものであったそうでして、
その方が仰るには、何だか、この中小企業診断士の方が人の話を聞いている最中に、ある特定の状況になると、必ず多く目を見開いて、後ろにのけぞるのだそうです。
そして、おそらく、それが対話とのコミュニケーションを断絶させているのだろうと。
このクセには、何かしら意味があってのこととは思いますが、確かに言われてみると思い当たる節がちらほら・・・とのことでした。
無くて七癖と言いますが、すべてのクセにはその人にとっての意味がございます。
そのような言葉を受けて、この中小企業診断士の方は、自分の内面を知るきっかけをつかんだようです。
自身の内面への理解の深さは、成し遂げる仕事の深さにもつながるのでしょう。
そのように思いながら、彼の内面の追求を、静かに見守りたいと思います。
合掌
2019.09.07 お知らせ